PTK（角膜混濁除去手術）について

角膜混濁は目が白く濁ってしまい、視力が出なくなってしまうという病気ですが、この角膜混濁に対して有効な手術方法があります。
それは、PTKと呼ばれるもので、Phototherapeutic Keratectomyの略です。日本語では角膜混濁除去手術、または治療的角膜切除術と呼ばれています。

PTKの方法

どのようにして角膜混濁を除去するのかというと、エキシマレーザーを目の表面に照射することで濁りを削り取るのです。ただし、表面だけなら削り取ることができるのですが、中に含まれている場合や先天性のものなどであった場合にはできないこともあります。

レーシック手術とは違い、フラップを作成せずに直接目にレーザーを照射するのですが、その手順はPRKやレーゼック、エピレーシックといった手術とほとんど同じです。つまり、レーシック手術をしている病院で受けられる可能性が高いということです。

PTKのデメリット

PTKのデメリットとしては、角膜の表面を削るため、視力が良くなってしまうということです。元々近視なら大丈夫なのですが、普通の視力の人は遠視になってしまうため、手術が受けられない可能性があるのです。

PTKを受けたい方は、レーシックを行っている病院で相談されてみるのが良いと思います。