レーシックに関連して遠視について説明

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遠視

遠視は単純に近くが見えにくくなるわけではない!?

ボヤける…

「遠視は遠くの物がよく見えて、近くの物がぼやけて見える」
これって間違いなのです。
「遠くの物も、近くの物もぼやけて見えるのが遠視」
なのですよ。
同じような症状として老眼が挙げられますが、老眼はその原因が老化からくるのに対し、遠視は先天性の強い症状である点が異なります。
成長途中の子どもの目は奥行きが短いため、後述する屈折異常が起こりやすく、遠視になることが多くなっています。

遠視の原因は2つあり、
・網膜(カメラでいうフィルム部分)の後ろで焦点が合う(屈折異常)
・水晶体(カメラでいうレンズ部分)の屈折力が低い(屈折性遠視)
と言われています。
屈折異常の無い目(正眼)は近くのもの(5mより手前)を見る時にしか筋肉を働かせませんが、遠視の目(遠視眼)は常にどこを見る時も筋肉を働かせます。
遠視の人が肩こりや頭痛などに悩まされるのはそのためです。
眼精疲労の原因とも言われていますので、最近では遠視の治療が重要視されています。


理由は2つ!

年を重ねるにつれて、遠視の人は近くの物にピントを合わせる動作が遅くなっていきます。
そうした症状に不満を感じる方はレーシックを検討されてはいかがでしょうか?

遠視があまりにも強い場合、レーシック手術を受けることは難しくなってしまいますが、そういう方でも「フェイキックIOL」といった術法であれば受けられるかもしれません。
自分に合った手術を受けるためにも、適応検査を受けることは重要です。