視力回復手術レーゼックについて説明

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視力回復手術レーゼック

レーゼックとは?

レーゼックってなに

レーゼックは、レーシックと同じように、「Laser Ephithelial Keratomileusis」という単語の頭文字を取ってLASEKと書かれ、日本語ではレセック、ラセックなどと呼ばれることもある視力回復手術の1つです。現在では一応「レーゼック」という名前が正式なものとして認められています。

名前もそっくりなように、手術の方法はレーシックととてもよく似ているのですが、細かな違いがあります。両方の手術においてフラップを作ることは共通しているのですが、レーゼックの方が膜が薄いことで知られています。

具体的な手術の手順としては、まず専用の特殊な器具を使い、目に50ミクロンの切れ込みを入れます。レーシックの場合は160ミクロンの切れ込みを入れなければならないので、半分以下であることがわかりますね。次に、目に麻酔をしたあと、角膜にアルコールをひたして角膜の上皮を柔らかい状態にします。柔らかくすることで、上皮がめくりやすくなるので、その状態で少しずつ上皮をめくっていきます。この上皮をフラップとして保存しておきます。

次に、いよいよエキシマレーザーを照射します。これで視力が回復するわけです。レーザーを照射したら、角膜を洗浄し、先ほど保存したフラップを元に戻します。

最後に、治療用のコンタクトレンズを付けて手術が終わります。こうして書くと長い時間がかかるようですが、実際には10分ていどで手術が終了します。しかし、数日の間は目に違和感が残り、角膜混濁が起こる可能性があります。数日が過ぎれば新たな角膜が作られるので、基本的には痛みが続くことはありません。

レーゼックのデメリットは、その数日の痛みに加え、強度近視にあまり適していないこととフラップ作成に多少の時間がかかる、ということが挙げられます。

逆にメリットとしては、フラップが薄いため、感覚的にはほとんど何も変わらないということ、角膜が薄くレーシック手術が受けられない人であっても受けられる可能性があるということです。また、入れる切れ込みがとても薄く、その痕が見つかることが少ないのでパイロットなどの職業で視力が求められる場合でも大丈夫だそうです。他にも、新しくできたフラップはずれることがまずないため、スポーツをやる方にも適しています。

メリット・デメリットを合わせて考えてみて、レーゼック手術を受けるかどうか考え合わせてみてはいかがでしょうか。

レーゼック手術は、レーシック手術を行っている眼科なら取り扱っていることが多いです。

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