レーシックと網膜剥離の関係

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レーシック手術をすると網膜剥離になるという噂は本当なのか!?

レーシック手術は視力の回復をすることができますが、レーシック手術をすることによって、網膜剥離が引き起こされるという噂があります。

レーシック手術では、フラップを作成するときに眼球を固定するのですが、その際に固定する力があまりに強いため、裂孔が生じてしまうというのです。もしも本当ならレーシックを受けるのが怖いですよね…。
そこで、レーシックを行っている大手のクリニックにこの噂について聞いてみました。

品川近視クリニックさんの回答

強度近視の方は、眼球の奥行きの長さ(眼軸長)が伸びているために、網膜が部分的に弱くなり、それによって網膜の疾患にかかりやすく、網膜裂孔などが生じることがございます。

レーシックを受けると網膜剥離になるというウワサは本当なのかクリニックの先生に聞いてみました。

レーシック手術では角膜の表面を薄く切開する際に、眼球を固定します。その固定の際にどうしても眼に圧力がかかるため、もともと網膜に穴が開いている(網膜裂孔がある)場合には、レーシック手術でかかる圧によって、網膜裂孔から網膜剥離へと進行してしまう可能性も考えられます。

そのため、網膜裂孔がある場合(また、その疑いがある場合)には、レーシック手術前に必ず網膜のレーザー治療をお受け頂く必要がございます。(当院では、適応検査にて、網膜の状態も調べております。)

レーシック手術では角膜を削ることによって屈折の度合いを変え、近視・乱視を矯正します。もともとの網膜の状態が改善されるわけではないため、もともと網膜が弱い方に関しては、レーシック手術後も定期的に眼の検査をお受け頂くことをおすすめいたします。

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神戸神奈川アイクリニックさんの回答

当院の医師に確認しましたところ、網膜剥離は眼をぶつけるなど眼にストレスがかかった時に起こることがございます。レーシック手術をする際、角膜にフタ状のフラップを薄く作成しますが、その際に角膜周囲にリングを当てて吸引を行います。そのため、何も眼に触れていない状況よりは多少眼にストレスがかかりますので、レーシック手術をすることで網膜剥離になる可能性はゼロではないということになります。

ただし、このような症状はかなり稀でございますので、レーシック手術のリスクの1つとしてお考えいただければと存じます。また、手術前の詳しい検査結果によりましては、眼に圧力をかけない方法ピーアールケー(PRK)をご案内することもございます。術後も、無期限で無料の検査を行っておりますのでご安心ください。

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※神戸神奈川アイクリニックは2011年12月に神戸クリニックと合併して、神戸神奈川アイクリニックとなりました。

湘南メディカルクリニックさんの回答

網膜剥離が発症している状態でレーシック手術を行うと悪化させてしまう事がありますが、レーシックによって網膜剥離を引き起こす事はありませんのでご安心下さい。

適応検査時に眼底検査(網膜の状態を確認)を行います。もしそこで剥離などの網膜疾患が見つかった場合はそちらの治療が最優先となります。

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神戸クリニックさんの回答

レーシックについてお調べ頂いた際に、網膜剥離のリスクが増大するという記述があったとの事ですが、適応性を十分に判断させて頂いた上で行う手術に関しましては、リスクを高めることはございませんので、ご安心下さい。

その様なリスクの記述に繋がるのは、フラップを作成する際に一時的に、眼圧を上昇させるために、すでに網膜に弱い(薄い)部分がある方の場合には、その部分から、網膜剥離を誘発する可能性があるという事だと思われます。

当院では、その様なことがないように事前の適応検査では、網膜の状態を十分に検査をし、万が一薄い部分や気になるような小さな穴(網膜裂孔)がある場合には、先に網膜の状態を改善する手術をお受け頂くなど、安心して手術をお受け頂ける様な対応を行わせて頂いております。

また、レーシックの手術後に、網膜剥離等の疾患にかかられた場合でも、現在行われている眼の手術や治療に関しましては、お受け頂けない方法はございませんので、その点につきましてもご安心ください。

1つのリスクとしては、将来的に開発される新しい手術方法に関しましては、受けられなくなる可能性もございますので、その点は予めご了承下さい。
※現時点では行われておりませんので、この様なお伝えになります。

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※神戸クリニックは、2011年12月に神戸神奈川アイクリニックと合併して神戸神奈川アイクリニックとなりました。

錦糸眼科さんの回答

レーシックを行なう際に網膜剥離の危険性はあります。
レーシックでは、まず初めに角膜の表面にフラップという膜を作成いたします。そのフラップを作成する際、専用の器具を眼に固定いたします。その際に眼球に圧がかかります。それが網膜剥離になる危険性があるということになります。

圧がかかっている時間は短いため、通常であるならば網膜剥離の原因にはなりません。しかし、網膜の状態によっては危険性が高くなることもありますので、場合によってはレーシック・イントラレーシックではなくレーゼックという術式をご案内することもあります。

初診の時に医師が患者様の眼の状態を詳しく診察いたします。

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銀座近視クリニックさんの回答

レーシックが網膜剥離を促進するということは特にございませんが、そうした風説があるのも事実かと思います。
当院では、現在までこれらの病気が生じた例は1例もありません。これらの病気が生じた場合でも早期に適切な治療を受ければ、ほとんどの場合は日常生活には支障はきたしません。

尚、飛蚊症(=目の中のにごりが見えてしまう症状です)が急激に増加したり、いつもと違う見え方をするなどの症状が出た場合には、網膜剥離等の眼の病気の初期段階である場合もまれにございますので、飛蚊症の急激な変化があるような場合には、眼底検査など眼のチェックをお受け頂くと良いかと思います。

当院にて適応検査を受けていただくことで、お客様に一番合った治療方法や治療内容を詳しくご案内することができると思います。 よろしければ一度、無料適応検査にお越しください。

まとめ

情報を総合すると、確かに目を固定するときの圧力で網膜剥離になる可能性はあるようですが、それは元から網膜の状態が良くなかった場合ということになります。レーシック手術をする場合には、事前の適応検査が必要であり、そのときに網膜の状態もしっかり診てもらえるので、網膜の状態が悪いときにレーシック手術を行うことはまずありません。

実際に運営者もレーシック手術の際の眼球に固定する器具の圧の強さを体験しています。
僕の場合は、手術の途中で器具が外れてしまうというハプニングもあったのですが、終わってみると何ごともなくクッキリと見えました。もちろん網膜剥離もありませんでした。

やはり、しっかりしたクリニックで事前検査を受けた上で手術をすることが大事ですね。
レーシック手術の真っ最中に眼球に固定した器具が外れてしまった体験談 >>


最近では、レーシック手術の適応検査の際に網膜剥離が判明することがあります。適応検査で網膜剥離の初期症状がわかるのですから、レーシック手術は逆に網膜剥離の対策になると言えないこともありません。
レーシックの無料適応検査で網膜剥離が発覚した体験談はこちら >>


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