飛蚊症とレーシックについて

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飛蚊症でもレーシックを受けることはできるのか?

網膜剥離を起こしていると、飛蚊症になるということは別の記事でも紹介しましたが、もう少し詳しくご説明します。

飛蚊症とは、文字通り蚊のようなものが浮遊しているように見える症状のことで、視線を移しても目を洗っても消えないことがあります。ひどいものでなければ、多くの人が経験したことがあるものなのではないかと思います。

生理的飛蚊症とは

普通に起こるものとして、生理的飛蚊症があります。
これは、紫外線が網膜に入り、それによって眼の中に活性酸素が発生することで引き起こります。活性酸素がガラス体の成分を変質させ、これによってゴミが浮遊するように見えてしまうのです。

このゴミが浮遊するように見える飛蚊症は、そこまで多くなければさほど気にする必要はありませんが、ひどいようでしたら必ず眼科医で診てもらいましょう。

網膜剥離によって引き起こる飛蚊症

問題なのは、網膜剥離が原因で起こる飛蚊症です。
生理的飛蚊症とは違い、激しく飛蚊症が飛びかうのが特徴です。また、視野が欠けたり光って見えたりする場合は網膜剥離が進行する可能性があるため、特に注意が必要です。

そのような飛蚊症が見えるようになったら、すぐに病院に行って検査をしてもらいましょう。レーシック手術の事前検査でも網膜剥離がわかるので、もしそうであった場合には治療を勧められます。

網膜剥離であった場合は、まず治療をしないとレーシックは受けられませんし、症状を放置しておくと最悪失明してしまう可能性もあります。充分に注意して目を大切にしましょう。

最近では、レーシック手術の適応検査の際に網膜剥離が判明することがあります。
レーシックの無料適応検査で網膜剥離が発覚した体験談はこちら >>

飛蚊症でもレーシックを受けることができるのか錦糸眼科さんに聞いてみました。

錦糸眼科さん、ありがとうございます!

飛蚊症でもレーシックを受けることはできるのかクリニックの先生に聞いてみました。

--ここから返信内容--

お問い合わせありがとうございます。

飛蚊症に関しては、多くの場合は、眼球内の硝子体という部分にもともとあったり、また年齢とともに生じてくる混濁が見えてしまう「生理的飛蚊症」と呼ばれる症状であり、特に元々近視が強い方には時折起こる症状です。硝子体に浮遊している混濁が原因として起きているため、それが時として見えてしまうこともあれば、また時間の経過とともに徐々にわからなくなってきたりもします。

ほとんどの場合はご心配はございませんが、飛蚊症が急激に増加したり、いつもと違う見え方をするなどの症状が出た場合には、網膜剥離等の眼の病気の初期段階である場合もまれにございますので、急激な変化があるような場合には、再度眼底検査など眼のチェックをお受け頂くと良いかと思います。

なお、レーシック治療では角膜の治療は行いますが、硝子体には影響を及ぼしませんので飛蚊症を悪化させることはありませんので手術が可能な場合が多いです。

その他ご不明な点があればご連絡ください。
それではお大事にしてください。

--ここまで返信内容--


どちらにしても、レーシック前の事前検査でわかるので、気になる方は一度検査を受けてみましょう。



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