元銀座眼科の院長に判決下る

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【ニュース】元銀座眼科の院長に判決下る

集団感染を引き起こした銀座眼科の元院長に実刑判決がくだる!

レーシック手術で衛生管理を怠り、患者7人に角膜炎を発症させたとして、2011年9月28日、業務上過失傷害罪に問われた銀座眼科の元院長・医師 溝口朝雄被告(49)に、東京地裁は、「眼科医として最も基本的な注意義務を怠った」として、禁錮2年の判決を言い渡しました。

判決理由にて裁判官は、「電動メスの刃を手術ごとに交換せず、手洗いなしで手袋を着けずに手術をした。衛生管理に関する最低限の知識を欠いていた」と指摘。

レーシック手術に失敗したものとして、67人もの患者が感染症を発症させた銀座眼科の事件は記憶に新しいと思います。こちらの記事でも話題にしましたね。当然のことながら、この事件の影響で銀座眼科は営業停止に追い込まれ、元院長の溝口朝雄氏は業務上過失傷害罪に問われていました。

そんな元溝口元院長ですが、その判決公判が2011年9月28日に行われ、その結果溝口被告には禁錮2年の処分が言い渡されました。
利益を優先させて、洗浄や殺菌といった当たり前の衛生管理すら行わなかったことや、最初に発症者が出てからもその状況を改善しようとせず、被害を拡大させたことを裁判官は指摘しています。

このサイトで何度も言っているように、レーシック手術は本来とても安全な手術で、感染症が起こるとしても相当低い確率でしか起こりません。しかし、この事件ではここまで多くの被害者を出すという異常な状況を引き起こしてしまいました。これはレーシック手術そのものに問題があるのではなく、手術を行った医師と病院に問題があるのです。たとえどのような手術を行ったとしても、このようなずさんな体制であれば、大きな被害が出ていたことには変わらないでしょう。

この事件のせいでレーシック手術に対する恐怖や抵抗が植え付けられ、レーシック手術を行っている病院は大きな迷惑を被ったそうです。

元院長である溝口氏は、その経歴も良いとは言えず、「どこの施設で働いても医師を辞めた方がいい」と言われるほど同僚の間でも評判が悪い医師だったそうですが、利益を優先して眼科を開設し、レーシック手術を手がけた結果、このような事件を引き起こすことになってしまったようです。

元々安全なレーシック手術でこれだけの被害を出したことを考えれば、禁錮2年という処分は甘いのではないでしょうか。少なくとも、医師として社会復帰されるのはとても不安です。



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