コルネアプラスティーとは

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コルネアプラスティーとは

コルネアプラスティーとは、オルソケラトロジーの新たな発展の形として研究が進められている視力回復方法です。

何かと話題にあがることも多いのですが、残念ながらまだ実用化されておらず、そのはっきりとした見通しも立っていません。5年くらいで実用化される、10年くらいで実用化されるなど、噂ばかりが先行していますが残念ながら確かなことは何も分かっていないのが現状です。それも、アメリカで実用化される話ですから、日本で実用化されるのはさらにもっと先のことになるでしょう。

コルネアプラスティーの原理は、オルソケラトロジーと同じように角膜を矯正するものですが、その上で酵素を利用して矯正を固定します。

角膜の細胞はプリオテグリカンというたんぱく質で結びつけられているのですが、まず酵素を使ってプリオテグリカンの結びつきを弱くします。次に、オルソケラトロジーと同じ方法でコンタクトレンズによって角膜を矯正しします。最後に、矯正したあとの状態で再び酵素を使ってプリオテグリカンを結びつかせることにより、矯正した視力で固定されることになるというわけです。

この方法を用いれば、レーシックのように角膜が薄くなることはないため何度でもやり直すことができ、オルソケラトロジーのように定期的に矯正用コンタクトをつける必要もない、という話です。

しかし、実際のところ本当にそうなのか、何か問題点がないのかといったことはまったくわかりません。酵素が含まれている薬剤に何か問題がある可能性はありますし、視力が戻ってしまう可能性もあるかもしれません。

実用化されておらず、当然歴史もないので何が起こったとしても不思議ではないのです。夢のような視力回復方法である一方、リスクもあるということは覚えておかなければなりませんね。

それでも、もしデメリットがなく言われているような効果が実現できるとしたら、これ以上の視力回復方法はないかもしれません。実用化されるのが楽しみですね。